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by mlsenyou
 
カテゴリ:出雲( 6 )
 
出雲・目次
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1.出雲そばを食う
2.出雲大社
3.神楽殿
4.稲佐の浜(稲狭の浜)~国譲りの伝説と古代史~
5.古事記による大和政権の正当性の理由
6.石見銀山


メイン目次

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by mlsenyou | 2012-05-16 16:00 | 出雲 | Trackback | Comments(0)
 
石見銀山
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一日目は出雲大社と稲佐の浜に行き、二日目は熊野大社と石見銀山を見ることにした。
熊野大社の写真は「古事記による正当性の理由」に使っている。一枚目がイザナミを祀っている神社。二枚目がスサノオを祀っている神社。三枚目がお稲荷さん。スサノオの子神だったというのは知らなかった。

熊野大社と石見銀山は島根でも正反対に位置するので、2日目は長距離運転になった。夕方の飛行機で帰るので、かなりの強行スケジュールになっている。島根県はもっとゆっくり時間をかけて周りたいなと思った。
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カーナビが古すぎてあまり役に立たないので、iPhoneのマップをカーナビ代わりにして石見銀山世界遺産センターに向かう。
無計画な旅ゆえに石見銀山はまったく調べていなかった。
間歩という入口から銀山の発掘現場跡に入れるらしいが、時間が少なかったので、世界遺産センター内の強化ガラス製間歩でガマンして町並み地区を歩くことにした。
連休明けのせいか、人が少なく、店も多くが閉まっている。町並みじゃなくて間歩を選んでおけば良かった・・・さらに、レンタサイクルが電動アシスト付き自転車だったことを知り、愕然とする。借りておけば両方見てまわれたかもしれない!

短期間の旅は、ある程度調べておかないとうまく行きませんね。
そう悟って出雲の旅を終えたのだった。
でも、きっとこれからも予定は立てないだろう。ドタバタする方が面白いので。




出雲・目次
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by mlsenyou | 2012-05-16 15:49 | 出雲 | Trackback | Comments(0)
 
古事記による大和政権の正当性の理由
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稲佐の浜(稲狭の浜)~国譲りの伝説と古代史~」で書いたとおり、出雲神話の国譲りの話は、大和政権による出雲勢力征服の話を神話化したものと考えられる。ただ、それだけでは大和政権は支配者側であることを証明するだけにすぎず、権力の正当性を伝えたことにはならない。
 古事記が出雲神話を取り上げることで、なぜ国内向けに権力の正当性を示すことができたかというと、それは国つ神と天つ神の始まりの話と、国譲りの後の話が関係してくる。そのため、省略しつつその辺りの話を書いてみる。

 日本神話では国を生んだ神として夫・伊耶那岐(イザナキ)と妻・伊耶那美(イザナミ)が登場する。
 この二柱の神様は、いろいろな自然現象を象徴する神々を生み出していったのだが、あるとき、火の神(ヒノカグツチ)を出産した際にイザナミはやけどを負って死んでしまう。

 死んでしまった妻・イザナミを慕って、夫・イザナキが黄泉の国に向かい、イザナミを現世に連れ戻そうとする。イザナキはイザナミから、現世に連れ戻るまで決して後ろを振り返ってはいけないと言われていたが、振り返ってしまう。そこには腐敗したイザナミがいた。

 イザナキはびびって逃げ出し、何とか現世に戻る。そこで、黄泉の国での穢れを落とすために水で左目・右目・鼻をすすぐと、左目から天照大御神(アマテラスオオミカミ)、右目から月読(ツクヨミ)、鼻から須佐之男(スサノオ)の三柱の大神が生まれる。イザナキはとても喜んで、長女アマテラスに高天原(タカマノハラ・天の国)を、長男ツクヨミには夜を、次男スサノオには大海原を治めるように命じる。
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 ツクヨミはほとんど登場しないため、アマテラスとスサノオを中心にして話が続く。次男坊で末っ子だったためかスサノオはいろいろ問題を起こしたりすごいことをやってのけたりするが省略。アマテラスは天つ神の祖になり、スサノオは国つ神の祖になる。ここに天つ神と国つ神の二系統の神々の系譜ができる。

 やがて、スサノオの子孫として大国主(オオクニヌシ)が登場し、葦原中国(アシハラノナカツクニ・日本)を統一する。それを見た天つ神が葦原中国を欲しがり・・・国譲りの話になる。

 大国主から国を譲ってもらってから、天つ神系の神様が葦原中国を治めることになるが、その途中で国つ神系の神様と結ばれて子孫を残す。ここで、二つの系統に分かれていた神々が一つになる。神話上で出雲系と一つになることで、大和政権は征服者から正当な支配権をもつ根拠を得ることになった。
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そういう有力な見解があります。
古代史は遺跡や資料も限られているので、実際のところはどうなのか分かりません。
でも、神話から未知の古代史を探るというのはとても面白いんだな。
いつかいろいろな証拠が出てきて、人類はどこで発生して、どう散らばっていき、どう文明が広がって交わっていったのかが分かれば良いなあと思う。



石見銀山
出雲・目次
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by mlsenyou | 2012-05-16 15:28 | 出雲 | Trackback | Comments(0)
 
稲佐の浜(稲狭の浜)~国譲りの伝説と古代史~
出雲大社を出て車で少し走ると、稲佐の浜(稲狭の浜)という砂浜に出る。
ここは、日本神話でもかなり有名な「国譲り」の交渉があった場所とされる。
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国譲りの話は、古事記に書いてあるが、日本書紀にはほとんど(まったく?)触れられていない。これは、古事記と日本書紀の性格の違いによる。
古事記は朝廷の権力の正当性を国内に示すために、古代からの神話を中心に作られたもの。
日本書紀は国外に向けて日本という国をアピールするために歴史中心に作られたもの。
これらの違いから、国譲りの話(出雲神話)は日本書紀に載らなかったらしい。
どっちが面白いかというとのは人それぞれだろうが、私は物語性が高い神話が多く含まれている古事記の方が面白いと思う。何しろ、古事記に書かれている日本神話に魅かれて出雲に来たのだから。
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国譲りの話をざっくり書くと、こんな感じ。

1.大国主(オオクニヌシ)という国つ神(クニツカミ・地上の神様)が葦原中国(アシノハラノナカツクニ・日本)を統一した様子を見て、天照大御神(アマテラスオオミカミ)がこの土地は高天原(タカマノハラ・天の国)によって治めるのがふさわしいといい、高天原の神様である天つ神(アマツカミ)を派遣した。
2.天と地の神々の間で裏切ったり争ったりすったもんだした結果、武力に優れた建御雷(タケミカヅチ)が大国主の子神であり国譲りに反対していた勇猛な建御名方(タケミナカタ)を諏訪に追いやって争いに決着をつける。
3.国譲りを再度迫る建御雷に対し、大国主は高天原の神々が住む宮殿に匹敵するくらいの宮殿を出雲に建ててくれれば、国を譲ると交渉する。
4.天照大神がそれを了承し、出雲大社を作ると、約束通り大国主は出雲大社に籠って高天原に国を譲った。

ちなみに、稲佐の浜は稲羽(因幡)の白兎の伝説の場所でもある。因幡の白兎の話は、白兎がワニを騙したせいでひどい目にあったというものだが、その後日談として、大国主は白兎を助けている。
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さて、話を国譲りに戻すが、上記の国譲りの話を読んでみると「譲る」なんて穏やかな言葉ではとても言い切れないくらいの出来事があったように思える。
神話は古代にあった歴史が元になっていることが多々ある。もし、この神話が史実に基づいて作られたものだったとしたら、出雲神話は高天原が出雲を征服した話ということになるのではないだろうか。

ここで、高天原がどこを指すのかが問題になってくる。九州の勢力とか渡来人とかいろいろあるが、まあ、どっかの国が出雲国を征服し、大和朝廷になったんじゃないかということ。
出雲国は豊かであり鉄が取れる場所でもあったため非常に勢力の強い国だった。そのため、反乱が起きるのを大和政権は危惧していた。大和朝廷は出雲地方の後々の反乱を恐れ、滅ぼされた民の怨念を鎮めるために作ったのが出雲大社なのだろうという考えがかなり有力視されている。
※ちなみに、国譲りの際に反対をして最後まで争ったタケミナカタだが、この神様が封印された諏訪地方の諏訪湖には、タケミナカタを祀る神社がある。この神社で執り行われる儀式は、周辺の神社のような農耕民族系とは異なり狩猟採集系らしい。こういう儀式の違いからも旧勢力と新勢力の抗争の歴史が感じられる。
・・・少し話が脱線したので戻す。
そして、「出雲大社」の記事で触れた二拝四拍手一拝の意味というのも、ある説ではこう解釈されている。

通常よりも柏手を多く打つことで、出雲大社に封じ込めている大国主に対して「ずっとここに籠り、復活してはいけない」と言い聞かせている。

元々の意味がこういう理由だったとしたら、参拝客は知らずに古代の神様(実在した古代の一勢力)を封じ込めているということになる。なんだかぞっとする話なのでした。なんだか、トルコ編で書いた「イスタンブール~地下宮殿のメデューサの謎を勝手に推測~」に似た背景だな。

まあ、今はインド方面から伝わってきた神様と合体して福を呼ぶ大黒様になったわけだから、深いことは考えずに縁結びや家庭の幸せとかを祈りつつ手を合わせればいいと思う。メデューサもナザール・ボンジュというお守りに形を変えることで、かつて地母神であった名残を残しているし。
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とりあえず、神話の里に住んでいる猫はそんなややこしい事を考えない、ふつうの可愛い猫でした。
ニャーニャーいいながら、足元にまとわりついてきてメチャクチャ可愛かった。




古事記による大和政権の正当性の理由
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by mlsenyou | 2012-05-16 14:52 | 出雲 | Trackback | Comments(0)
 
神楽殿
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神楽殿。
本殿を見れないまま、神楽殿に来るとしめ縄の大きさに圧倒される。むしろこっちが本殿なんじゃないかとすら思えてくる。
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裏から見たしめ縄。
人の頭と比較してみると、いかに大きいかが分かる。何万本の稲をつかっているんだろうか?
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そして、日本一大きな国旗。
これまたカメラに収まりきれないくらい大きい。
マッチ箱と比較したらとんでもないことになりそうだ。マッチ箱を縦に積んでも何千個分になるんだろうな。
これで、本殿が見れれば・・・と残念に思う。
またそのうち時間をとってゆっくりみたいものだ。



稲佐の浜(稲狭の浜)~国譲りの伝説と古代史~
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by mlsenyou | 2012-05-16 12:33 | 出雲 | Trackback | Comments(0)
 
出雲そばを食う
日本神話って面白い!
国譲りにちなむ出雲の地。そこにある出雲大社をぜひ見てみたい。
そんな理由で羽田を飛び立ち、出雲えんむすび空港へ。
今回は1泊2日、しかも昼到着なので時間的な余裕はない。そして出雲大社以外に目的地を定めていない。確実に抑えてあるのはレンタカーと宿のみ。
おそろしく無計画な旅が始まった。

レンタカーを借り、さっそく出雲大社へ。
借りた車はあらかじめ「ナビが古い」と言われていたのだが、これがまた実に古い。
ナビに国道9号線が存在していないため、道なき道を進むことになった。
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森を越えて・・・
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水上を走る我々のレンタカー。ワイルドだぜぇ。

昼に出発したため、まだ食事をしていない。
出雲で楽しみにしているのは出雲大社の他に出雲そば。しかし、それを知ったのも数日前。今回は(今回も?)本当に無計画。
「どこかに適当な出雲そば屋があったら入ろう」
そんなテキトーな気持ちで進んでいたら、そば屋をどんどん見逃して出雲大社の駐車場についてしまった。歩きながら美味いらしいそば屋に入り注文した。
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三段重ねなのが出雲そばの特徴なんだね。
見た目の美しさに感動しつつ、そばをすする。
機械打ちなのかな?と思うくらい、食感がゆるかった。
どうも納得がいかないので、別の場所でもう一度食べる。
やはり、ゆるい。
出雲そばはこういうもんなんだな。
そう思うようになっていた頃、手打ちしている店があったので最後に寄って食べてみた。
美味い。今まで食べたそばは機械打ちだったのか、それともわざとゆるめに作っていたのか・・・
いずれにしても、ようやく出雲そばに出会えた気がしたのだった。
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出雲大社近くにあった歴史ありそうな宿。竹内まりやの実家らしい。

出雲大社
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by mlsenyou | 2012-05-16 11:50 | 出雲 | Trackback | Comments(0)


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プロフィール
1976年の早生まれ
埼玉県出身。
3年半リーマン生活の後、半年間、中国+東南アジア10カ国を旅する。
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とても魅力的な記事でした..
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ちょくちょく拝見させてい..
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