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by mlsenyou
 
カテゴリ:屋久島( 9 )
 
屋久島・目次
屋久島までのルート

1.川崎港~宮崎港(フェリー)
2.宮崎駅~鹿児島駅(JR)
3.鹿児島駅近くの港~屋久島・宮之浦港(高速フェリー)

~目次~
 1.いきなり失恋。(川崎~宮崎)
 2.お一人様宿泊!(宮崎~鹿児島)
 3.屋久島をスクーターで一周する~その1~
 4.屋久島をスクーターで一周する~その2~
 5.縄文杉を見に行く~樹上更新~
 6.縄文杉を見に行く~ウィルソン株~
 7.縄文杉を見に行く~到着~
 8.晴れ男、晴れ女



メイン目次

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by mlsenyou | 2005-07-14 00:00 | 屋久島 | Trackback | Comments(2)
 
晴れ男、晴れ女
縄文杉を見た翌日、筋肉痛は意外にもそれほどひどくはなかった。
フナムシのたくさんいる宿を離れ、屋久島二周目を車で突っ走る。
西部林道を過ぎ、一周目で行かなかった灯台に向かった。
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小学校低学年くらいまで灯台と東大の区別がつかなかったことを思い出した。あの頃、東大は海の近くにたくさんあり、東大生はあの中で勉強していると思っていたのだ。「あんな狭いところで勉強するなんて東大生は大変だな~」と感心していたのが懐かしい。
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海亀の産卵地、いなか浜。
砂も海も驚くほど美しく、千葉や神奈川あたりでしか海水浴をしたことのなかった人間にとっては、ここが日本ではないような気さえした。
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ガジュマル園。
私が屋久島を訪れた当時は無料だったが、翌年から有料に変わった。
ヤブ蚊が多くて何ヶ所か食われてしまった。虫除けスプレーは必須だ。

その他いろいろ周って宮之浦に戻り、屋久島の旅終了。
この間、驚いたことに雨らしい雨にほとんどぶつからなかった。
宿について晩飯のラーメン屋に行く途中、少し降られたくらいだ。
前半一人、後半四人の旅だったが、「一月に35日雨が降る」といわれる屋久島に4、5日程いて1回(しかもほんのちょっと)しか雨に当たらないということは四人ともに強烈な晴れ男、晴れ女だったということだろうか。雨乞いの儀式には絶対に参加してはいけない四人だということを発見し、帰路についたのだった。

屋久島編おしまい。


屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-13 11:37 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
縄文杉を見に行く~到着~
ウィルソン株を過ぎ、またしばらく進む。清水が流れるあたりを登っていくと、その先にはなにやら足場の整備されている場所が見える。ようやく縄文杉までたどり着いたのだ。
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幹が非常に大きく太いのは長い時代を生き続けた証なのだろう。はるか頭上には枝が広がり、葉を繁らせている。ウィルソン株が「失われた」ことによって神秘さを身につけたとするなら、縄文杉はまさに「存在している」ことそのものが神秘ともいえる。圧倒的な自然を目の前にすると、いま自分の考えていることや状況などは取るに足らないものなのかと思ってしまう。大きな時間の流れから見れば、自分の喜怒哀楽、それ以前に人間の営みといったものなどは点に過ぎないのかと。雄大な流れを想像していると自分が存在できている事自体が奇跡に思えてきて、自然に感謝したくなってくる。
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…としばらくの間、雰囲気に浸った後、改めて周りを見渡す。
こんなにいたのか!と思うくらい人がたくさんいる。
中にはシートを広げ、縄文杉の側を流れる清水でコーヒーを作っている人たちもいた。
確かにこんな場所でコーヒーを飲んだら美味そうだ…が、シート広げるのは通行の邪魔なので勘弁してもらいたい。
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縄文杉を見るまでのルートは傾斜がきつく苦労するが、その見返りに見れるものは大きかった。ただ、あまりにも観光客が多いので山は荒れてるんだろうな。そんな自分もいくらか荒らしてしまったのだろうが。こういうところが観光収入と自然保護のジレンマなんだろうな。


晴れ男、晴れ女
屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-12 13:11 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
縄文杉を見に行く~ウィルソン株~
樹上更新」から更に歩き続けると、様々な杉の木々が現れてくる。
それはまるで自然の宝物庫のようで、はるか昔から生き続けた生命だけが放つ聖なる雰囲気が漂っている。直接触れるのは畏れ多いが、近くで空気を感じ、目や体で感じることで多くの直感力のようなものを得られる気がする。

縄文杉まであと少し。

汗をぬぐい岩石の階段を登り続けると、ふと目の前に巨大な社が広がっていた。
それはよく見ると切り株だった。
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ウィルソン株
豊臣秀吉の命により島津藩が伐採した巨大な切り株で、アメリカの植物学者ウィルソン氏が発見したことからこの名前がついたとされる。
伐採されていなければおそらくこの木が屋久島最大の杉の木になっていただろう。
実はこの切り株はまだ生きているらしい。隣りにある巨大な杉の木はウィルソン株から派生し、共通の根を持っているらしいのだ。
伐採され切り株と化してもなお新たな杉の木となって生き続け、切り株そのものは苔などの命を抱え込む。この切り株が初めに社に見えたのも、様々な命を育む神聖さが宿っていたからなのかもしれない。
写真を撮ろうとしたとき、空を覆う雲がわずかに晴れ、切り株に一条の光が差した。
そこには今まで見たこともないような、言葉に表しきれない厳粛な美が存在していた。


縄文杉を見に行く~到着~
屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-11 09:25 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
縄文杉を見に行く~樹上更新~
屋久島2日目以降は友人達と行動を共にした。
屋久島ラーメン(サバでダシをとっている)を食し、平内海中温泉に再チャレンジ。
しかし、相変わらず潮の満引きの時間を調べていないため、前回よりも波が高くなっていた。フナムシと混浴どころではない。
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鹿肉を食べ、翌朝の縄文杉に備えることにした。

翌朝。
縄文杉が待ち構える山へ向かった。
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今でこそ屋久島は自然保護されているが、かつて屋久杉を大量に伐採していた時期もあった。その頃の名残りは山を登るといたるところに見られるのだが、ふもとで既に様々な痕跡が見られる。その一つが線路だ。
そして朽ちた列車かトロッコかはたまた車か?そのようなものも放置されている。
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山登りはしばらくの間、線路跡を辿っていくことになる。
線路は延々と続き、いつまで経っても縄文杉らしい木は見えてこない。疲れを感じ始めたところで、開けた場所を見つけた。
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学校跡だ。
伐採が盛んに行われていた頃、移民がこの辺りに街を作っていたのだろうか。広い校庭と校舎の土台が残されていた。とりあえず校庭を走ってみた。運動会が懐かしくなった。

学校跡を越えてしばらく歩く。
線路ルートから本格的な山道に変わった。ここからが本当の山登りだ。
それまでの線路もかなりの距離だったが、ここからの山道は距離に加えて坂が険しい。ハードな山道だ。途中で何度か老年のツアー集団に出会ったが、彼らが登ってこれるのが不思議なほど険しい山道が延々と続くのだ…って、ひょっとして私の体力がなさ過ぎるのか?

岩から岩へと登り続けているうちに顔が足元ばかりを見ていることに気づいた。そこで辺りを見回してみる。周りは静かで薄暗い。生い茂る木々が日差しを遮り、幹や大地には苔がむしている。ところどころ差し込む陽の光が神聖さを演出する。この景色は「もののけ姫」で描かれていた景色よりもはるかに美しい。というよりも、あの映画はこの雰囲気をよくあそこまで絵にすることができたものだと感心してしまう。確かに木霊が住んでいたとしても不思議ではない雰囲気がここにはある。
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無数の杉の木が太陽を求めて青空へその葉を広げいく中、彼らの競争に敗れてしまったのか、幾本かの木々は力尽き、横たわって山へ還ろうとしていた。
そんな木々の中に小さな緑を発見した。倒れた幹から芽を出しているのだ。

「樹上更新」

屋久島について調べていた時に見つけた言葉を思い出した。
何千年もの自然が根づく屋久島では木々も当然に世代を重ねる。
その世代の重ね方の重要な一つが、この樹上更新だ。
朽ちた杉の木に落ちた種が発芽し、根を伸ばして新たな命と森の歴史を紡いでいくのだ。
人の持つ時間をはるかに越えた、緩やかで偉大な時の流れ。森にある種の神聖さを感じていたのは、この時の流れのせいなのかもしれない。

幹に芽生えた新しい命。
光を求め始めた小さな芽は、同時に、森に流れる雄大な時の流れをも受け継いだのだ。
大きな流れの中の小さな始まり。
千億を生きる命の、芽生えのひと時をカメラに収める。



縄文杉を見に行く~ウィルソン株~
屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-09 03:12 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
屋久島をスクーターで一周する~その2~
平内海中温泉でフナムシと混浴した後、屋久島一周道路のうちの「西部林道」と呼ばれるエリアへ入った。文字通りの林道で木々が生い茂っている。
この辺りにはヤクザルがたくさん住んでいて、道ばたで毛づくろいをしていたりする。
スクーターを走らせると、ヤクザルは逃げ出した。それほど人慣れしていないのだろうか。あまり慣れすぎるのも困りものだからこのくらいの方がいい。ちなみに友人と合流し自動車で林道を通ったときはヤクザルがボンネットの上に乗ってしまい、なかなか逃げなかったので大変だった。たぶん自動車は人の姿が直接に見えないから逃げないのだろう。
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林道を越え、しばらく進むときれいな海岸が見えてくる。いなか浜だ
ここはウミガメの産卵地になっているらしい。
屋久島は水がきれいだ。それはこの島独特の水の循環の早さが関係しているのだろう。
屋久島には宮之浦岳という九州で一番高い山がある。そのため急流の川が多い。
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その上、「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど雨の多い島だ。水も停滞している暇がなく、次から次へと水は降っては流れていく。「月明かりで川底が見える」といわれる程の水質を保っているのもうなづける。
いなか浜を通りすぎた頃にはだいぶ日が落ちかけていた。急いでスタート地点の宮之浦まで戻ろうと思う…が、あまりに海がきれいなのでついつい写真を撮ってしまう。
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写真を撮り終え、スクーターをノンビリと走らせながら海を見ている時、ふと子ども達に気づいた。子ども達はこっちを見ながら懸命に走っている。どうやら低速スクーターと競争をしているようなのだ。
面白いのでそのまま低速で走らせていると、子ども達はしばらく走り続けるが、一人、また一人と脱落していく。その中で駆け足に自信のあるらしい子どもが最後まで必死に走った。しかし、やはり脱落。
「いい勝負だったな」
そう思いながら手を振ると、子ども達も笑顔で手を振りかえしてくれた。

楽しいひと時だ。

東京の方では見ることのできない美しい景色と子ども達。過ごしたはずのない懐かしさをこの島で見ることができた。この島が好きになれた気がした。

宮之浦に着き、買い物をした後、今日の宿泊地「仙人の里」に向かった。仙人の里は「もののけ姫」の水辺のモデルとなった白谷雲水峡の近くに位置するギャラリーと喫茶店を併設した宿だ。建物全体に杉の濃厚な香りが立ち込めていて、実に心地よい。屋久島で一番杉の香りを楽しめる場所と言っても過言ではないだろう。この宿はまさに「仙人の里」でまわりには民家はなさそうだった。

この日、宿泊者は私だけだった。
広い宿(というか一軒家を借りている感じ)に私一人、しかも管理しているおばさんの家はここではないらしく、ラジオを置いて帰ってしまった。
木々に囲まれた広い家の中に一人、ラジオだけがしゃべりまくる夜。
ラジオを切ると、鳥や虫の声が響き渡り、夜空には無数の星々が瞬いている。近くの川は本当に夜空からの光で水底が映っている。息を呑むほど自然が美しい。そして家の中に入る。

怖い。

ふだん住宅や飲み屋だらけ、人だらけのやかましい場所に住んでいるせいか、鳥と虫の声しか聞こえない広い家は怖かった。
怖い時はだいたい怖い話を思い出してしまうもの。風呂に入っている時、妙に後ろが気になってしまう。

あまりに怖かったので、部屋の中で一人、「俺は怖くない(作詞作曲:自分)」を大声で歌っていたら、おばさんがおにぎりを差し入れに来てくれた。

…思いっきりアホな歌を聴かれてしまった。
恥ずかしい。


縄文杉を見に行く~その1~
屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-07 18:51 | 屋久島 | Trackback | Comments(3)
 
屋久島をスクーターで一周する~その1~
鹿児島から高速フェリーで屋久島・宮之浦港へ着いた。
船から下りると、看板を持った人たちがたくさんいる。
レンタカー屋だ。
屋久島に来る個人旅行者の多くはレンタカーを借りて島の中をまわるらしい。
私もそんな中の一人として、スクーターを借りることにした。翌日からは友人と合流して屋久島をまわることになる。その前に今日一日でとりあえず一周しておきたいのだ。
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とりあえず宮之浦港の側に建てられている屋久島環境文化村センターという場所で屋久島の概要をたたきこみ(事前に調べていたが)東に進むことにした。
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しばらく進むと屋久島空港が左手に見えた。小さな空港でロータリーにはタクシーが数台ひまそうに並んでいた。きっとシーズン時にはこの空港も人であふれるのだろう。
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その後、安房港、屋久杉自然館へ行き、平内海中温泉に入った。
平内海中温泉はその名の通り、海の中にあり、干潮時前後にしか入れないらしい。
私が入った時には潮が満ち始めていてお湯なのか水なのかよく分からない状態だった。
フナムシ数匹と混浴する。
♪いい水だな。あははん♪


屋久島をスクーターで一周する~その2~
屋久島・目次
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by mlsenyou | 2005-07-07 02:15 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
お一人様宿泊!(宮崎~鹿児島)
宮崎港から宮崎駅へ向かう途中、靴を履き潰してしまった。
というか、出発前からすでにボロボロだったのだ。
なので適当な靴屋で一番安い靴を買うことにした。買った靴をその場で履き、それまでの靴はここで引き取ってもらうことにした。
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靴ひもを結んでいるときに店員が言った。

「ポイントカード作りますか?」
「埼玉から立ち寄っただけなので、たぶんもう来ないと思いますよー」
「えっ!埼玉!?それはずいぶん遠いところから…それじゃ記念にもらっといて下さい」

宮崎みやげは靴屋のポイントカード。
自分にとっては適当なみやげ物屋で無難に買うよりも良いみやげだ。

靴を買ったついでに散髪も済ませ、靴屋と美容室の両方がオススメと言った「おぐら本店」の「チキン南蛮」を食べに行った。なかなか美味かった。これは宮崎名物になるのだろうか?
こんな感じで、宮崎の町歩きを満喫した後、鹿児島行きの電車に乗り込んだ。

宮崎から鹿児島までは思っていた以上に時間がかかった。
夜に出発したせいか鹿児島駅に到着したのは夜中。店が全部閉まっている。
当初、公園で野宿する予定だったが、「蚊&硬いベンチ → 睡眠不足&体が痛い」という過去の経験に基づいたシナリオが浮かんできたため、ためらわずに却下。宿を探す事にした。
ビジネスホテルは高そうなので安い宿を探しまわる。しかし夜も遅く辺りが暗いので探すのがだんだん面倒になってくる。
やがて公園の近くにやや目立つ看板が目に入った。
というか、さっきから視界の片隅に映っていたが、あえて見るのをやめていた看板だった。それは愛を育む宿の看板だ。

休憩○○円、宿泊○○円

むぅ、安い…でも、一人で入るのはちょっとなぁ…

女性お一人様でも大歓迎です!

何ぃ!?女性お一人様でもだと!…それなら男性お一人様でも大丈夫だろう。
そう思いラブホテルに単独で入る。というか、単純に宿がここしか見つからず、公園野宿と天秤にかけた結果こっちが勝っただけの話なので、この強がりは自分に言い聞かせている部分が大きい。

窓口でキーをもらう時、掃除のおばさんが窓口の部屋に入っていった。そしてとてもよく聞こえるヒソヒソ話を始める。

一人よ、一人
えっ、一人?

そして窓口から私に声がかかる。

お一人様ですか?

「お一人様ですか?」って…「お一人様でも大歓迎!」って看板に書いてあるじゃんかよ!
やっぱり女性のお一人様じゃないとダメなのか?

「はい」

素直に答えると窓口のおばさんは普通にキーを渡してくれた。
良かった。これで野宿をしなくて済む。

部屋に入る。
稲川淳二が活躍するような夏の夜。
部屋が何故か妙~に広く感じられる。すごく怖い。

あまりに怖いのでテレビをつけたら鬼束ちひろ特集がやっていた。鬼束ちひろが歌う…
「♪I am GOD'S CHILD この腐敗した…♪」
何でか分からんが、怖さがやわらぎ、心が癒された。

歌の力ってすばらしい!


屋久島をスクーターで一周する~その1~
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by mlsenyou | 2005-07-05 01:46 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)
 
いきなり失恋。(川崎~宮崎)
某年9月末。私は川崎港で船を待っていた。
川崎から宮崎へ向かうフェリーに乗るためだ。飛行機はあまりに早く着きすぎて味気ないから、久々の船に乗りたいから、のんびりと移動したいから…理由はいろいろあるが、最大の理由はやはり費用の問題だ。何しろ屋久島までの交通費は現地での滞在費用より高くつくのだ。もう少し何とかならんものかと思うが、島なので仕方ない。宮崎行きのフェリーを待つ人たちの多くは車やバイクで来ており、夏休みの時期だけに帰省目的の人が多かった。
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フェリーの準備が整い入船許可が下りる。さっそく大人数の部屋に入った。大広間といった方が正しいかもしれない。個室ではない分、ここが一番安いのだ。フェリーに乗ってすぐに風呂に入った。船の傾きに合わせて風呂の湯も傾く。これぞ船の醍醐味。これだから船旅は面白い。

…と思ったが、実際はかなり辛かった。
船酔いというわけではない。うっかり本を持ってき忘れてしまったので、する事がなく船内が退屈だったのだ。食堂の営業時間は短く映画の上映もわずか。しかも「釣りバカ日誌」。けっして釣りバカ日誌が嫌いなわけではないが、これから旅を始める今はあまり観る気が起きない。結局、太平洋の側から見る足摺岬だけを楽しみにしてフェリーの20時間を過ごすことになった。
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宮崎港に到着。
宮崎駅まで歩くことに決めたが、距離も方角も分からない。しかしそんなもんは関係ない。20kmあろうが意地でも歩くつもりだ。
といっても道が分からなければ、何km歩いても着くはずがない。とりあえず通りすがりの女性に道を聞くことにした。
「すいません、宮崎駅へはどう行けば良いのでしょうか?」
尋ねた相手は美人で人が良さそうで方言交じりの標準語がとてもかわいかった。その場で一目ぼれ。しかし彼女の乗っている自転車には子供が…
旅先での恋は2秒で散ったのだった。


お一人様宿泊!(宮崎~鹿児島)
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by mlsenyou | 2005-07-03 02:34 | 屋久島 | Trackback | Comments(0)


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プロフィール
1976年の早生まれ
埼玉県出身。
3年半リーマン生活の後、半年間、中国+東南アジア10カ国を旅する。
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by ジェフ35 at 21:12
とても魅力的な記事でした..
by 株の初心者 at 17:25
なんというか面白い国です..
by 川村明宏 at 01:04
ちょくちょく拝見させてい..
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あの軍人が言っていたこと..
by mlsenyou at 10:40
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