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by mlsenyou
 
イスタンブール~地下宮殿のメデューサの謎を勝手に推測~
地下宮殿は、暗過ぎてフラッシュのないiPhoneでは撮影できなかった。
ここは貯水池になっており、天井から水がしみ出ては滴となって落ちていた。ここには魚がすみついている。
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前述の通り、地下宮殿は水を確保するために作られたものだが、ここには不可解なものが存在する。
柱の台石となっているメデューサ2体の頭部だ。
メデューサといえば、見た者を石に変えるという魔物。その頭部がこの宮殿の柱2本の土台となっているのだ。しかも、1体は横向き、もう1体は逆さ向きという正規とは言い難い形で。どうしてここにメデューサの頭部があるのかは謎らしい。
そのため、勝手に推測。何の資料にも基づいていないので、信じない方がいいけど。
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「メデューサは都市ビザンティウムが成立する以前からこの地に住んでいた民族が崇拝していた土着宗教の神だった説」

強大な統一国家や強力な宗教が成立する以前、人々の交流は頻繁ではなく、いくつかの部落に分かれてそれぞれが独自の言語を用いて、独自の宗教を崇拝していた。
イスタンブールという名前がつくはるか昔、ローマ帝国が首都ビザンティウムをこの地に建都しようとしたとき、すでにこの地はいくつかの部族の生活の場となっていた。
ローマ帝国は彼らに土地を明け渡すよう命じたが、彼らは従わなかった。そして争いが起きた。

彼らの抵抗は予想以上に激しかった。しかし、圧倒的な兵力と武具を備えるローマ帝国に敵うはずもなく、抵抗の激しさにも関わらず、短期間でローマ軍に制圧されたのだった。
しかし、彼らの残党は先祖伝来の土地をあきらめる事が出来ず、その後、幾度もローマ軍に争いをしかけては敗れていった。
業を煮やしたローマ軍は、彼らが崇拝する土着宗教の神であるメデューサ像を奪い、首を切り落として暗い地下宮殿に横向きと逆さ向きという屈辱的な形で封じ込めた。それ以降、部族は抵抗する気をなくし、地方へ散って行った。
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という話。いま考えた作り話だが。

土着宗教の神が、その地域を征服した部族の信仰する宗教の中で悪魔に置き換えられることはよくある。
また、文明の発展していない時代、宗教は自然という不可思議な存在を理解するための統一的な思想であり、今よりもずっと重要視されていた。
その思想の象徴となる神(=メデューサ)の首が切り落とされ、地下宮殿の柱の土台にされたとしたら、メデューサを崇拝する部族への精神的な衝撃はどれほど大きいものか。おそらく、当時の征服方法としては最も激しい手法だったのだろう。
そして、この部族とローマ帝国との争いはメデューサとペルセウスの神話として語り継がれることになる。異民族との戦争の話が悪魔と英雄の戦いの神話に置き換えられることもよくある。

ただ、メデューサとペルセウスとなると、ローマ帝国というよりもギリシャと少数部族の争いと考えた方が良いのかもしれない。あと、メデューサは3姉妹だったはずなので、もう1体も探せばどこかにあるのではないかと思う。
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まあ、あくまで作り話ということで。
と思ったが、やっぱり気になってメデューサで検索してみたらこんな説明がありました。やはりローマ帝国ではなく、ギリシャだったみたいだね。しかし、この推測もあながち誤りではないようだ。
トルコのお守り「ナザール・ボンジュ」をいくつか買ったが、これを持ってるってことは、つまりメデューサに守られるということなのか。意外なところでメデューサとのつながりができて驚いた。


イスタンブール~ブルーモスク~
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by mlsenyou | 2010-07-16 16:08 | トルコ | Trackback | Comments(0)
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1976年の早生まれ
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3年半リーマン生活の後、半年間、中国+東南アジア10カ国を旅する。
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