※やる前に注意。
ものすごく痛いので、痛みに弱い人はやらない方が良いです。
「ものすごく」のレベルは、たぶんこれを読んで想像している痛みを軽く超えていると思います。
やるときは、あくまで自己責任で。
副鼻腔炎のきっかけのひとつ、花粉症は舌下免疫療法で解決しました。
しかし、もう一つのきっかけである風邪。こればかりはどんなに気をつけていても、かかるときはかかります。
だからと言ってあきらめたくはない。
薬すら効きづらくなってきた副鼻腔炎を徹底的にやっつける方法を見つけなければ、この苦しみといつまでも付き合い続けることになるのです。
そこで、目をつけたのは、やはり漢方系。
完全な解決には至りませんでしたが、どくだみには確かな手ごたえがあったからです。
私は大根に目をつけました。
大根は解毒作用のある野菜で、殺菌効果のある様々な分解酵素を持っています。
これを使えば鼻中の悪玉菌も一掃できるのではないか。そう考えました。
しかし、大根の酵素は熱に弱く、期待できる殺菌効果も弱まります。
なので生で行くしかない。
と言ったら…
大根おろし。
アレだけ食べたら普通に辛いアレです。
でもそれしかない。
なので、大根をおろしを網でこした汁をハナノアの容器に入れて鼻うがいをしてみました。
また、これまでの経験で鼻うがいの方法にはかなりのアレンジが加えられています。
これをやると副鼻腔の奥まで届くのでスッキリします。
副鼻腔に届く鼻うがいの仕方
1.背中をできる限り後ろに反らして鼻の穴を上に向けます。
2.ハナノアを逆さにして、押さずに自然に液が落ちてくるのを待ちます。その間、息は止めます。
3.なるべく鼻の奥に入るようにしながら、頭を横に傾けて副鼻腔の横の方に液体が届くようにします。耳管の方に届くくらいを意識しますが、実際に行くと鼻をかんだとき、耳に激痛が走ります。
4.一度口から出し、左右の副鼻腔に入るように頭を傾けます。
5.かなり優しく、少しだけ鼻をかんだ後、もう一度背中を反らして、おでこ辺りの副鼻腔に液を入れ、しばらく待ちます。そして口から出して終わりです。
注意点は、絶対に強く液を入れないこと。
あと、入れている途中で息をするとたぶんむせます。
さて、鼻うがいの仕方を説明しましたので、次は大根おろしです。
せっかくなので、辛味大根でやってみました★
青首よりも辛く、殺菌効果が強そうだからです。相当痛いだろうけど、今後も副鼻腔炎に悩まされるよりはマシ。
そう覚悟を決めて、横の副鼻腔に入れた途端…
ゴフッ!
咳が出ました。
そして、両目から涙が吹き出ました。
痛いなんてもんじゃないです。ハイレベルの拷問です。たちまち目が真っ赤になりました。
それでも、副鼻腔に行きわたるようおろし汁を左右に行きわたらせます。
上咽頭に焼けるような痛みが襲いかかります。
かちかち山のたぬきさんは、火傷した背中にからし入り味噌を塗られて七転八倒しました。
それくらいの痛みです。
ですが、痛いということは効いている証拠。
副鼻腔に居座る悪玉菌を殺るためなら死んでも構わない(?)
そんな気持ちでしばらく我慢しました。
次は、副鼻腔の上の方、おでこ辺りの部分です。ここは普通の鼻うがいでも痛いときがある場所です。
未知の痛みとの遭遇を目指して、いざトライ…
キング!
キング級の痛み、神経に触れる系の切れるような痛みが脳みそに来ました。さっきの痛みすら吹き飛ぶ、本当に切れるような痛みです。心臓の弱い人とか下手したら本当に死ぬかもしれない。それくらいの痛みです。
しかし、副鼻腔に居座る悪玉菌を殺るためなら死ぬ覚悟もできています。
その覚悟からしばらくの間、耐えようとしましたが、無理でした。
でも、ここであきらめたら試合は終了です。すぐに再トライ。
何秒か耐えた後、出しましたが、激しい痛みはしばらく続きました。
その後、ぬるぬるした鼻水がひっきりなしに出続け、ものすごい鼻づまりになりました。
なので、血管収縮作用のある目薬の薬液を、鼻に直接つけない形で鼻の中に落としました。
※正規の使い方ではありませんが、私は普通の点鼻薬だと効果が切れた後、すさまじい鼻づまりになってしまう体質なので、目薬くらいの方がちょうど良いのです。
すると、すぐに鼻づまりも解消。ぬるぬるした鼻水が出きった後はスッキリしています。ただし、その日はずっと息が大根臭かったです。
その後一年たちました…
まったく副鼻腔炎にかかりませんでした!
かなりの荒療治ですが、人体実験の結果、大根おろしの汁で鼻うがいをするのが、最強の副鼻腔炎対策ということが分かりました。
本当に激痛ですが、痛みに負けて中途半端な鼻うがいをすると治らないかもしれません。
やるなら徹底的にやった方が良いと思います。
ただし、やるやらないはあくまで自己責任で。
副鼻腔炎がどうにもならなくて、かなり痛みに耐えられる人が最終手段として、相当の覚悟を持ってやる感じです。
そうじゃなかったら、やらない方が良いです。
なお、一年以上たって風邪になり、上咽頭炎からの副鼻腔炎再発するかどうか?ってときに、青首大根でやってみたら良くなりました。
わざわざ強烈な辛味大根でやらなくても効果があったということです(笑)
でも、ものすごく痛いことは変わらないので、覚悟を決めた人だけ検討してください。
副鼻腔炎対策の人体実験 終わり